番外編−その7

2001/06/17

フランス語
今回はちょっと真面目な?話し。

************ 以下本文 *************

仕事する上では英語さえ話せれば何とかなりますが、一旦事務所を
出ると、もう英語だけではどうにもならない世界が広がっています。

街行く人々はもちろん、ほとんどのタクシー運転手、さらにはホテ
ルのスタッフでさえも英語を話さ(せ)ない人々が大勢います。

言葉の通じない人とコミュニケーションするのはそれなりに楽しく、
いい刺激になりますが、四六時中それでは困ってしまいます。

我々にとっては英語が唯一なんとか話せる外国語なわけですが、彼
等にとっては英語を話さなくても生きていけるのですから困ったも
んです。

ならばということで、ここに来る度に少しづつフランス語を勉強し
てみようと思っています。

彼等が英語を理解するより我々がフランス語を理解する方がきっと
早いでしょうから。

お決まりの挨拶やお礼、数やアルファベットから始めて、ここでの
出張生活に必要な文章を少しづつ憶えては試してみることを繰り返
すことによって、いつかはなんとかと思っているところです。

アルファベットの読みを知ることは重要です。

以前、帰国の航空便を電話で予約した時なども、エア・フランスの
予約窓口の女性は、途中までは英語で話してくれていたのに、アル
ファベットと数字の組み合わせからなる予約番号を読み上げる時に
なって、突然フランス語で読みだしました。

英語で言ってとお願いしても、英語の発音を知らないと言うのです。

フランス語ではEの上にダッシュがついたやつをエー、Gをジェー、
Jをジーと発音します。 これを間違うと、予約が入ってないこと
になってしまいます。

食堂などで料金を払う時レジのオバサンは必ずフランス語で言って
きますし、住所番地を143などという時は1・4・3でも100
・43でもなく100・40・3といった言い方をします。

なんで、数の数え方(1〜10と20、30、40、50、60、
70、80、90、100程度)も憶えておくとかなり有効です。

ホテルや守衛所でタクシーを呼んでもらう時にもフランス語が必要
です。 この時には車の台数を正確に伝える必要があります。

またタクシーの運転手に目的地の住所を告げることや、走り出した
後で曲がる方角の指示も重要です。

これだけ憶えておけば、かなり気持ち良く出張生活が送れると思い
ます。

ただやはり自分で言うのは比較的簡単で、けっこうな確率で相手に
通じるのですが、相手の言うことを捉えるのはそうとう実践を積ま
ないと難しいです。 なんたって早口ですから、みんな。

まっとにかく何事も慣れるのが一番で、喋れるようになるにはまず
喋ること、聞けるようになるには耳を慣らすことでしょう。

けっこう有名なレストランでも英語が喋れるスタッフはいないこと
が多く、予約するのは大変です。 が、いずれフランス語でトライ
したいと思います。

************ 以上本文 *************

では。





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