金曜日の夜、もう0時を回ろうとしていた。こんな時間には例えラーメン屋でもあいてる 店は限られている。だけども夕方にはカップメンを食べたきりで空腹だ。国道16号を北上 しながらラーメン屋を探す。反対車線側にはいくつかあるが、こちら側はなかなか見つか らない。時々見つかるが、トンコツもしくは家系ばかりだ。今日はできれば他のラーメン がいいなぁと車を走らせるが、なかなか見つからない。追浜まできて、右側に立て続けに 3軒ほどラーメン屋があった。この先に行くと、横浜になる。しかたない。Uターンして どれかに入るか。そしてUターンして先ほどの店のうち一夢庵という店の前に車を停める。 中に入ろうとすると、九州ラーメンとあった。ゲッ!トンコツ系かい。車に戻り、また、 車を走らせた。家系ならまだしも、この夜中にトンコツはやだなぁ。仕方ないので、家の 近くにいって食べるか。そう思い、再び16号を北上し、横横に入ろうかと、環状4号を左折。 すると、六浦のバス停付近にラーメン屋発見!ラーメン大将と書いてある。ここはどんな スープなのか?もうバスはこないバス停に車を停め、店に入る。 深夜にやっている店は少ないので、数人の客が入っている。食券は券売機で買うように なっていた。ラーメンは\550か。これにしよう。餃子は\400。ちと高いなぁ。でもまぁ買うか。 さっそくカウンターにつく。通りから店を見ると、極普通のラーメン屋っぽく見えた。 家系でもおしゃれな感じでもない、普通の町のラーメン屋風。しかし、通りからみて左側は 窓全開で、風が入ってくる。なんじゃこりゃ?そして店の中は、真中の調理場はかなり広い スペースとなっていて、それを囲むようにL字型にカウンター席が並んでいる。全部で15席 くらいだろうか。さらに店の奥には、普通の安っぽい食堂で見かけるようなテーブル席が2つ ほどあったが、その回りはがらんとして広広している。Ummmmm店の雰囲気は決してよく ない。よくある町の小汚いラーメン屋とも雰囲気が違う。なんだろう。もう閉店直前で店の 中を整理してしまった店といっても過言ではないような様子だ。しかし、客に入りはいい。 わてが、入った後も何組か入ってくる。アベック風なのも入ってくる。もちろんおしゃれな 装いではないが。 そうこうしているうちにラーメンがきた。一目見て、「なんじゃこりゃ?」まるで家系だ。 トンコツ醤油のスープに海苔3枚。ホーレンソー、ネギ、チャーシューが入っている。麺は 細麺というのは少し太いが、中細麺というには少し細いような感じだ。調理場を見ると大橋 製麺の箱がある。 店内にはトンコツを示すような表示はなかったが、実は席の目の前にスープが置いてあり、 まぁトンコツ系なのは来る前からわかっていたが、まさかこんな家系のようなものが出て くるとは思わなかった。 スープを飲んでみる。味はしつこくない。わりとあっさりしているように感じた。が、もう 一口、さらにと飲んでみると、あっさりというより、薄いという感じだ。麺はスープの味が 絡んではいるが、元々薄いので、まぁすんなり口には入る。しかし、なんとも気の抜けた感じ の味だ。チャーシュー?どんなだったか忘れた。すみませんねぇ。金曜日に食べて火曜日に 書いてるもので(^^; まぁでも夜中の胃にはやさしいかも。って、ラーメン食べていて、そんなことを気にしてどう するという感じだが。 さて、餃子。これが、なんとも。写真を見てもらうとわかるように焼き色が中途半端というか、 もう見た目からなんじゃこりゃ?状態。食べてみると、まずい。久しぶりじゃ。これだけはっ きりとまずい餃子も。ラ−メンのほうは味が薄いけど、まぁまずいとまでは言わないが、餃子 はあかん。なんか、煮たような焼いたような、へんちくりんな食感だ。あぁ、これで\400かい。 なんかえらい損した気分。 夜中は1時まで営業のようだ。みなさんも夜食にいかが? そうそう、この店横浜の金沢区だけど三浦半島シリーズに入れておきまする。