今回は中区花咲町の桜木町駅前にあるトンコツラーメンの店一蘭に行ってみました。 今回は同行者がいて1033&3103。 この店、どうも聞いたことあるような・・・と。何年か前に博多に行ったとき食べた 店が確か一蘭だったような気もする。そう思いながら店に入ってみると、その店内を 見て確信を得た。 この店、カウンター席であるが、1人ずつ両脇に壁があり、覗き込まなければお互いの 食べている様子はわからないようになっている。そして、注文を聞き終わると、目の前 もシャッターのようなものが下りて、3方向完全に遮断される。追加注文の時はテーブル の上にあるボタンを押せば、店員がシャッターを上げて用件を聞いてくれるようになっ ている。このシステムを半個室の席と店は紹介している。女性1人でも人目を気にせず 思う存分食べられるということらしい。 いずれにせよ、この席のおかげで、博多で食べた店の記憶が蘇った。 さて、注文はラーメン(\750)。といってもラーメンはこれ1種類しかなく、選択肢はない。 その代わり、好みを細かく選べるようになっている。味の濃さ、こってり度、にんにく の量、ねぎの種類(なし、白ねぎ、青ねぎ)、チャーシューの有無、秘伝のたれの量、麺の 固さ。これらをテーブルの上に置かれた紙に記載し、注文時一緒に店員に渡す。ちなみに 初めての客にはすべて基本を勧めているとの事。 注文すると、ゆで卵(半熟のようだ)を目の前に置いていく。よろしければ\100でどうぞ、 と。不要であれば、手をつけないでおくと、店員がラーメンを持ってきたときに一緒に 引っ込める。食べたければ、その時に\100を渡せばよい。私は食べなかった。 しばらくするとラーメンがきた。具はチャーシューとネギだけ。中央には赤いたれが乗 っている。麺は極細ストレート。 食べ方がテーブルの脇に書いてある。まぁそんなもん見なくても好きなように食べれば いいのだが。それによると、いきなりスープにかき混ぜてたれを馴染ませてしまうのでは なく、まずは混ぜる前にスープと麺をはしっこのほうから数口味わってから混ぜてくれと。 ちなみに、私は混ぜる前に一口スープを飲んでみた。ん?うまい!そうだよ。わてが、 トンコツを知ったのは実は博多のこの店だった。あの時の細かい印象はもう忘れてしまっ たが、うまかったことだけは確かだ。 そして、スープをかきまぜた。しか〜し!これは失敗だった。たれが辛すぎるのだ。 いや、辛さだけを言えば、そんなに辛いわけではない。だが、この辛さがスープ本来の味 を台無しにしているように思えてならない。かき混ぜる前のほうがどんなにうまかった ことか。店の説明では、このたれ、単なる辛さだけでなく口の中に広がる様々旨味が特徴 で、ラーメンが一層奥深い味になる、と書いてある。が、個人的には逆の効果にしか感じ られない。 博多で食べたときには辛い印象はまったくなかった。一蘭のホームページを見たが、この たれはこの桜木町の店独特のものではないようだ。何年かのうちに加わったのか? そして、麺。やはり細麺がトンコツには合うねぇ。いいねぇ。と食べているとあっという 間になくなった。量が少ないようだ。しかたないので、替玉を頼んだ。例のボタンを押し て。そして、先ほどは麺の固さを基本にしたが、今度は固めで頼んだ。そして来た替玉が 写真だ。写真では固さはわからないが。 しかし、食べてみて、固めだと私にはちょっと固すぎる感じがする。やはり基本のほうが よかった。 この店好みがいろいろと書けるので(もちろん他の店も言えば対応してくれるところは多 いが、項目ごとに紙に書いて渡すのは、他にはまだ出会ったことはない)、次に来るとき はもっとこうしようとしていけば、自分の好きな味を作れるところも魅力だろう。最初の 一口でスープはなかなかだった。今度来るときはたれなしを選択するかな? って、おぃ!じゃぁたれはなんなんだ?と言われそうだが。 で、評価は?ちと難しいね。初めから何も知らずにいたら、きっとたれをかき混ぜていた だろう。そしてあまり良い評価はつけなかったに違いない。しかし幸いにもかき混ぜる前 にスープを飲んだ。Ummmmやはりいつしかまた来てからにすっか。 ちなみに24時間営業なので、時間さえ取れればいつでも来れる。