横浜市西区浅間町にある一文無という店。ここは駐車場もなく、付近は狭い道ばかり なので、車で行くと停める場所を探すのに苦労する。 訪れたのは正午よりも数分前。これから昼飯時という時だ。店内には15人分程のカウ ンター席のほか、しきってあってよくわからないが、奥にも座席があるらしい。 カウンターの回りの壁には本棚があり、そこに漫画本がずらりと並んでいる。 既に数人が食べていた。メニューには麺類の他に、炒め物や定食類もできるらしい。 隣に座っていた人はマーボー豆腐かけごはんのようなものの大盛りを頼んでおり、その ボリュームの多さには正直驚いた。こりゃすごい! 付近には小さな町工場みたいなのもいくつかあり、そういうところの従業員が来るので あろうか、次々に客が入ってくる。 注文したのは、支那そば(\530)と餃子(\450)。 支那そばは、油の浮いた醤油スープ。ほぼストレートの細麺。具はチャーシュー、なる と、メンマ、ネギ。 スープは、シンプルな醤油スープではあるが、なかなかおいしい。懐かしい味の醤油ス ープとは少し異なり、何かのダシが利いているのか?麺もスープが適当に絡み、バラン スも良い。具のチャーシューは、口の中でバラバラと崩れ、溶けていくような食感で、 これもなかなかおいしい。トータルバランスもなかなかいいんでないかぃ。 餃子はというと、既に味つけしてあるようで、タレなど不要。熱さに気をつけて一口で 頬張ると、口の中に餃子の味と肉汁が広がり、なかなかいけてる。少し油っこいのが気 になるところだが。