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源さんとたい焼き

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7年ぶりの登場じゃ。

源さんはたい焼きがけっこう好きである。

「たい焼き」という看板や幟を見かけると、つい立ち止まり(喰うか喰わないか)迷ってしまう。 いくら歳を重ねても、なかなかこの煩悩を払うことは難しいよのぅ。

 

ところで皆の衆は「東京のたい焼き御三家」というのをご存知じゃろうか?

麻布十番の「浪花家総本店」 浪花屋.jpg 浪花屋2.jpg

人形町の「柳屋」 無題.jpg 無題2.jpg

四谷の「わかば」 IMG_0779.JPG   IMG_0783.JPG  

をそう呼ぶらしい。

 

誰が言い始めたかは知らぬが、そう言われると全て食べてみたくなるのが食いしん坊というもの。  困ったものじゃわい。

というわけで、それら全てを喰ってみた。

ただし全てを同じ条件で喰うのは難しい。

浪花家総本店では10分ほど待って作りたてをゲットしたのじゃが、餡子まで作りたてじゃったようで、それが熱くて熱くて味がよう分からん状態。  皮は焼きたてでも良いが、餡子は少し寝かせて味が落ち着いてからの方が良いじゃろうな。

柳屋では列に30分以上並んでようやくゲット。  皮も餡子も味は大人しめ。  数時間たって冷めたモノも喰ってみたが、やはり焼きたてには及ぶべくもなかった。

わかばでは、注文を聞いて焼く爺さんの愛想はかなり少なめだが、味はワシの好みに一番合っておった。

総じて、御三家いずれのたい焼きも、餡子の甘さ加減は過ぎることなく好ましいと思うが、皮にはそれほど味わいを感じなかった。  皮よりも餡子を重視しているんじゃろうが、ワシとしては皮にもこだわって欲しいところじゃ。

そういうわけで、ワシ的には、現時点での東京で一番のたい焼きは、神田神保町にある達磨  sw-daruma.jpg のたい焼き  taiyaki-daruma.jpg  であると思う。  皮にも好い味があり、冷えてもそこそこ美味しく喰えるのが嬉しいぞよ。



ちなみに、たい焼きを「頭から喰うか尻尾から喰うか」なる論争があるようじゃが、そもそもたい焼きが世に出た当時は「尻尾は持つところであり、餡子で甘くなった口内を直す(リセットする)ため、餡子は入っていなかった」という説もある。

それがいつの間にか「尻尾にも餡子を入れて差別化(お得感)を図ろう」という輩(業者)が現れ、今のような論争のネタになったのじゃろう。

皆の衆も、ただガツガツ喰うのではなく、そのような薀蓄をたれながら喰ってみるのも一興じゃぞ。



どうじゃな、ほれ、そこの坊主もたまには出かけてみてはどうかの?  そして、出かけたら、すかさずここにアップするのじゃぞ。


おぉ、それから、これはシリーズものではないぞよ。