昨年7/21の土風炉に関する記事にこう(↓)書いた。 >江戸時代頃の町並みが再現された店内は、暖かみのある暗めの間接照明とも相まって、 >落ち着いて飲食ができる雰囲気を醸しだしているのだ。 > ・ > ・ >私が初めてこの店を知ったのは銀座一丁目店なのだが、そこは地下2階であることを >忘れさせるような広大な空間に、それはもう見事な町並みが再現されている。機会が >あれば、ぜひ訪れてみられることをお薦めする。 今回銀座店に行く機会があったので、その町並みを写すことができた(画像左)。 どうだろう? とても地下2階とは思えないのではないだろうか? 注文したのは次の通り。  - 季節の彩り根菜サラダ (\683)  - 串焼盛合せ (\998)  - 梅おろしそば (\819)  - 麦とろセット (\546) この麦とろセット(画像右)はかなりのボリュームがあり、これだけで充分満腹になる 代物である。 しかもそれがわずか\546というのだから素晴らしい。 このような ものを食べさせる店が事務所の近くにあればいいのに! どれもいつもながらの味で美味しいのだが・・その美味しさの秘訣は、たぶん化学 調味料をふんだんに使っているのではないかと思われる。 今回食べたものの中では、串焼きのタレ、麦とろセットのスープ、付け合わせの漬け物 など、特にその傾向が著しいと感じた。 もちろん、新鮮なネタや焼き方など、調味料を使う以前に確かな腕前があるのだとは 思うが・・ そのような料理を頻繁に食べていると脳にそれがしっかりと記憶され、依存症のように なってしまい、薄味では満足できなくなってしまう恐れがある。 「美味しいのだから良いではないか」という意見もあろうが、私個人としては、グルメ たる者は味覚を常にニュートラルに保っておきたいと思っている。 濃い味付けに慣れてしまい微妙な味を感じられなくなってしまうなど、グルメにとって は致命的だろう。 このような料理を食べた後は、当分はさっぱりしたものを食べるよう心がけたいもので ある。 by mr.G