店によれば「新鮮な魚介をつかったカリフォルニア料理と、ワールドポーターズ一番の リッチな夜景をお楽しみ下さい」由。 確かに、コスモワールドに面しているため「一番のリッチな夜景」なのかもしれないし、 料理にもそこそこ新鮮なネタを使っているのであろう。 カリフォルニア料理の店らしく?厨房では数名の黒人のコックが働いているのが見える。 まぁしかし、所詮はカリフォルニア料理、絶賛するほどの味ではなかった。 この日注文したのは次の通り。  - 牛リブロースステーキ  - 本日のパスタ (ペスカトーレ) ウェイトレスが忘れたのか、焼き方が決まっているのか、ステーキの焼き方を注文の時 に聞かれなかった。 牛リブロースステーキは、長さが50cmほどもある巨大な皿に、200gの牛リブロースの ステーキとフライドポテトとミニトマトが乗っている。  ステーキの焼き具合はレア、大根おろしに醤油をかけたソースは味が濃いし、付け合わ せのフライドポテトの味も濃いめ。 このような味がカリフォルニアでは受けるのだろうか? 不味くはないが、ステーキの焼き方をミディアムにして、ソースをもっと薄味にしても いいと思う。 注文の時に「本日のパスタって何?」と聞いたら、トマトソースとしか答えてくれなか った。 「もういいや」と思って注文したら、結局それはペスカトーレであった。 その味はなんか締まりのない味というか、まぁ〜ったりとした味。 トマトソースとい うわりにはトマトの味が感じられない。 これまた「このような味がカリフォルニアでは受けるのだろうか?」と思わずにはいら れない。 味は料金を考えて妥協するとしても、この店には活気が感じられない。 店員にも覇気 が感じられない。 果たしてこれで、店は繁盛するだろうか? コスモワールドが見えるから、客は満足す るだろうか? 以前も書いたように、ここのレストランは映画を観る前やショッピングの合間に気軽に 利用できる、それだけが売りのようだ。