ミラノ滞在二日目の昼、今回は訪問先の会社事務所の近くにあるピッゼェリアに連れて 来てもらった。 ここでも接待飯。 注文したのはQUATTRO STAGIONIピザ。 英語で言うならFour Season、日本語では四季、 つまり4つの味を楽しめるピザである。 同名または同様のピザは日本でもメニューに載せているレストランもあるので食べた ことがある人もいよう。 テーブルに運ばれたものを見ると、ハム、サラミ、マッシュルーム、フンギの4つの味 のようである。 味はまぁ想像通りであるが、生地が薄くてサクサクとしており歯触りが良く、薄い割り には生地そのものにもコクがある。 直径が25cmを軽く超えており、小食の私はその大きさに圧倒されそうになるが、生地が 薄いためなんとか完食することができた。 日本ではパンピザといって妙に厚い生地をウリにしている店もあるが、やはり生地は 薄い方がいい。 パン生地で満腹になってしまってはトッピング素材の味を楽しめない しね。 特に絶賛するほどの味ではないが、こうした街中のちょっとした店でさえ一定のレベル 以上の味であることは凄いことだと思う。 今回は試しにデザートとしてアイスクリームを注文してみた。 表面はバニラ、中にコーヒークリームが入っている。 乳脂肪分は約8%くらいで、さっ ぱりした味。 この店のオリジナルではなく業務用にまとめて買っているもののようである。 これまた絶賛するほではないが、レディーボーデン程度のレベルにはあると思う。 私は18年ほど前にローマを旅し、どこで何を食べても美味かった記憶がある。 汚い屋台のような店で食べても美味かった。 日本でもスパゲティやピザなどはどこでも食べることができるが、当たりハズレがある のが現実である。 それがローマではどこも当たりだったのである。 そして今回ミラノに来てみて、今のところハズレには遭遇していない。 イタリア料理好きには堪りませんねぇ!