子供が水疱瘡になり、かあちゃんの実家に預けてきてしまったので、夜はかあちゃんと 二人で中国名人料理 楊州商人 都筑店に行って来た。ここは以前にも子供とラーメン を食べるためにきたが、料理を楽しもうとして入ったのははじめてである。しかし、 残念ながら、今回カメラを持っていくのを忘れてしまった。各料理の写真を紹介できず、 申し訳ない。 ホームページに小さいが写真があるので、そちらを参照願いたい。 さて、場所柄、平日の夜ということもあり、店は空いていた。 中に入ってメニューに目を通す。コースメニューと一品ものがある。コースは1人\2000 から2名以上で頼めるが、料理が決まっているため、一品物から選択して頼んだ。各料理 は、ライス、小龍包、杏仁豆腐を除いて、小皿と中皿が選択できるが、できるだけ多く の種類を頼みたいため、小皿を選択。小皿の量としては、あまり多くなく、二人で分ける のがせいぜいだ。3人以上で同じ料理を楽しみたいなら中皿を勧める。それでも小皿の倍 なので、5人以上ならば、少し考えたほうがよさそうだ。今回注文したのは下記の通り。 絶品北京ピック       \710 鶏肉とカシューナッツの炒め \510 小松菜の炒め        \490 マーボー豆腐        \510 張先生の楊州チャーハン   \680 ライス           \180 小龍包(2個)       \290 杏仁豆腐          \350x2 ウーロン茶ポット      \200 合計 \4,270 Ummmm写真がなくてまことに残念だが、 まずは北京ピック。これはまさに名前の通り北京ダックの豚肉版だ。豚肉はやわらかくて なかなかおいしいが、所詮北京ダック同様、味噌がきつく、私自身北京ダックをうまいと も思わないので、これは興味本位で注文したもの。肉、皮とも3つずつ皿に乗ってくる。 まぁしかし、写真の題材としてはかなり良いものだったので残念。たぶんこの品は2回目 はないだろう・・・ さて、鶏肉とカシューナッツの炒め物だが、これが、またおいしい。味付けは濃いことも なく、程よくできており、鶏肉や野菜とカシューナッツをいっぺんに口に入れたときの食感 は非常に楽しい。店員のお姉ちゃんも中国人のようだが、ちょっとぎこちない日本語で、 「スプーンでいろいろなものを掬って一度に口に入れるとおいしいですよ」と教えてくれる。 まさにそのとおりで、はしで一つ摘んだのでは、この楽しさはわからない。一緒に入って いる芋のようなものもサクサクとした食感でこれまたうまさに一役買っている。 小松菜の炒めものは、普通の小松菜の炒めだが、火力の強い中華料理ならではの、火は ちゃんと通っていながら、シャキシャキした食感。そしてこれまた味の加減も非常によく おいしい。 そしてマーボー豆腐。これが、そこらの町の中華屋では味わえないものだ。ごまかしの 香辛料でなく、見た目が少し黒っぽい。ただ、辛いだけなんてことはあり得ない。 香辛料が良く効いていて、白いご飯にかけて食べると、贅沢なマーボー丼の出来上がりだ。 こりゃうまい! そして楊州チャーハン。これは言うまでもない。以前にもラーメン店の方でも紹介したが、 米粒はポロポロとしていて非常にうまい。決してボソボソなんかしてなく、途中で何か 飲み物をなんてことは一切不要だ。もちろん味付け抜群。やはりチャーハンはこうでなく ては。名前に「張先生の」とついてるのが余計だが。 小龍包!店員のおねえちゃんが説明する。まず小龍包をレンゲに乗せて、しょうがはお好み で乗せてください。そして黒酢でも普通の酢でもお好きなほうを軽くかけて召し上がって ください。レンゲにのせておけば、スープが出てきても、あとでのめますから。小龍包は スープがおいしいんですよ。」まさにその説明の通り。スープはアツアツはこの味がまた たまらない。肉ももちろんやわらかくジューシーで何個でも食べたくなるような味だ。 ちなみにメニューにはないが、サービスでチャーハンについてくるようなスープを出して くれた。このスープもシンプルながら、おいしい。以前ここで食べた光麺に通じるものが ある。単純な味ではなく、見た目はシンプルながら非常に奥の深いおいしさがなんとも いえない。 最後に杏仁豆腐だが、当然、そこらへんのいんちきなピカピカ光っているゼリーみたいな 杏仁豆腐ではない。なめらかでやわらかい、本物だ。この甘くておいしいデザートで仕上げ。 これだけ食べて一人\2000ちょいとは、大満足じゃ。 ただし、休日は近所の家族連れで込み合うので注意どす。 また、行ったときには写真撮ってくるね。