さて、今回はラーメンシリーズからちょっと離れて、蕎麦屋に行ってみました。 場所は都筑区のセンター北駅にあるモザイクモール5階。ここにはいくつかレストランが 集まっており、有名なラーメン屋もある(うまいかどうかは別のようだけど)。 今回は「蕎麦乃花」という店だ。以前にも子供連れでやってきた。この時、子供がうま かったらしく、まだ3歳にもならないが、1人前を1人で食べてしまった。今回は夫婦水入らず でこの店にやってきた。 さすがに日曜日の昼飯時とあって、店は混んでいる。それでも4組待ちで順番はほどなく 回ってきた。ちなみに向かいのラーメン屋はものすごい行列だ。あれでは並ぶ気も起きない。 店の中は落ち着いた雰囲気で、大きなテーブル席が二つと壁際に小さなテーブル席が3つほど。 その他座敷も3テーブル程用意されている。大きなテーブル席は団体さんでもない限り相席だ。 さてメニューには丼物とあわせたセットメニューもあるが、やはりここは蕎麦一本に絞るべき だろう。もり蕎麦には3種類ある。更科十割もりそば(\680)、南部十割もりそば(\820)、 ダッタンもりそば(\925)。3種類とも食べたいという欲張りの人には合わせ三種の十割そば(\1155) もある。 ちなみに十割とはわかる人はもうわかってるだろうが、蕎麦粉十割という意味だ。つまりつなぎ など入ってない。更科は長野県の中部より北側の地域の名前。南部とは宮沢賢治のふるさと岩手 盛岡地方のことだ。説明によると、更科十割もりそばはそばの実の中層部分で打ったやや白色の 江戸前風味の喉ごしのよいそば。南部十割もりそばはそばの実の表層部分で打ったもちもちっと した食感の田舎風のそば。ダッタンそばは通常の30倍以上のルチンが含まれており、成人病など の予防効果があり、近年注目を浴びているそばの実をつなぎ無しの十割で打った健康的なそば、 ということらしい。 で、何を注文したかというと当然合わせ三種の十割そばだ。これに野菜かき揚げ天(\260)をつけた。 ほどなく物はきた(写真)。 まずは更科からいただく。前回も食べたが、うまい!しっかりとしたこしがあり、そばの感触が なんともいえない。飲み込んだ後はさっぱりとしていて、いくらでも食べられそうである。 さて次に南部そば。こちらもこしはあるが、説明にもあるようにモチッとした感触があり、飲み 込んだ後も口に残る感じである。どうもわての好みに合わないな。ということで再度更科を口に運ぶ。 やはりうまい!今度はダッタンそばだ。なにやらへんてこな名前だが、食べてみるとUmmmmm。 ちょっとヌメヌメした感触があるな。(それほど大げさではないが。)こちらは一番値が張るが、 健康的には注目されているのだろうが、味を楽しむには向いてない。ということで、まずはダッタン そばと南部そばをたいらげ、最後に更科を味あう。やはり更科そばが一番じゃ!次来るときは 更科一点張りだな。 ちなみに野菜のかき揚げのほうもこれがまた、からっと上げてあって、食べるとサクサク。 蕎麦汁につけて食べると蕎麦との相性抜群である。