横浜市青葉区榎ヶ丘にあるめん処しかた。 店構えは小料理風で、普通のラーメン屋とはかなり趣が異なり、かなり期待感を 持たせる。 店内は薄暗く、テーブル席三つと一見テーブル席に見えるカウンター席が5、6人分 だろうか。 注文は、正油らーめん(\680)と餃子(\420)。 正油のダシは煮干し、鯛、ネギから選択できるが、煮干しを選択。塩や味噌もあり、 塩の場合は鯛とネギ。ということから煮干しにしたが、鯛にすればよかったかなとも ちょっと思った。 ラーメンは、少し濁った醤油スープに細い縮れ麺。具はチャーシュー、わかめ、玉子、 メンマとネギ。 スープは煮干しの風味が強烈だが、非常に食欲をそそる。ただ、スープそのものは 上品な味付けで、もう少ししょっぱさがあってもいいかなという気もする。しかし、 これはこれでうまく、スープだけでもいける。ただし、麺はほとんどスープの味が 絡んでこない。麺自体は悪くないと思うが、まったくスープと分離してしまっている。 チャーシューは柔らかく、口の中でとろけてしまう感じでおいしい。玉子は味が ついていない。 全般的には、あまり完成度は高くなく、期待を持たせるわりに、今ひとつという感じ。 餃子は味噌ダレがついてくる。餃子自体は小ぶりで、味付けも中華料理屋で食べる いかにも餃子という感じではなく、ちょっと上品な感じ。だが、味は悪くなく、まぁ まぁ。