すっきりしない新大扇橋のあとはやはりラーメンだ。まだ環状2号ラーメン屋シリーズは 完結してない。 浅田から首都高に入り、狩場から環状2号に入る。そのまま南下し、いつもの永谷エリア に到着。永谷エリアに入り、左側の一番初めの店は以前にも紹介したラーメン本舗だ。 そのちょっと先に店名がわかりづらい店がある。ここが今回のターゲットだ。 店の周りをぐるぐる回る。まだ、11時過ぎなので、環状2号に路駐している車はなく、路駐 しづらい。店の隣にすき家がある。そこの駐車場がばかでかく、店のすぐとなりまできて いる。まぁここに停めても大丈夫かな?ということで駐車場の隅を借用(^^; さっそく店へ。店の外には「昔ながらのラーメン」と書いてある。店の名は香龍軒。 店に入ると、まだ昼には早いせいか客は一人もいない。席はカウンターのみだ。券売機は なく、カウンターの中にいるおばちゃんに注文を告げる。ラーメン(\580)と餃子(\450)。 その他味噌ラーメンやチャーハン等もメニューにはある。まぁ普通の町のラーメン屋という 感じだ。カウンターの中にはおばあちゃんとおっさん(じいさんかな?)とおばちゃん。 家族経営のようだな。夫婦と娘だろうか。娘といってもさっきから言ってるようにおばちゃんだ。 カウンターで品を待っていると、おっちゃんが声をかけながらきた。近所の常連という感じ だ。なぜか注文は餃子のみ。どちらかというと世間話をしにきたという感じだな。 さて、しばらく待つとラーメンがきた。見た目はまさに直球ど真ん中という感じの昔ながら の醤油ラーメンだ。最近は家系だの、なんだのとけっこう名前だけは通っている店ばかり行 っていたので、かえってこんなラーメンは新鮮である。 カメラを用意していると餃子もきた。まぁ見た目は普通の餃子だ。 さっそくラーメンのスープを飲む。Ummmmm懐かしい味がする。そうだよ。昔はみんな こんなラーメンだったじゃないか。何の変哲もない、極普通の醤油ラーメンだよ。具はチャ ーシュー一枚、シナチク、もやし、ネギ、ゆで卵半分。具も昔ながらのものだね。チャーシ ューは比較的厚く、これといって特にうまいというわけではないが、まぁこんなもんだろう。 というか、だいたいチャーシューとかしなちくなんか仕入れてきたものを袋から出してその ままスープに入れたんだろうという感じだ。まぁそれでいいんだよ。麺?そうだ、麺を食わ ないと。ズルズル。Ummmmなんともいえない懐かしさ。なんというか、特徴は特にない が、細くて縮れた麺。まさに昔あったインスタントの麺を茹でたような見た目だ。しかし、 これがまた、なんというのかなぁ。最近のエスカレートした特長をなんとか出して競走に勝 とうとする意気込みが裏目にでてしまうようなそんな失敗作ではなく、むしろ昔からの麺を 忠実に守りつづけている、そんな感じの麺だな。それぞれの食材は取り立ててうまい!とは 決していえないが、全体が醸し出す懐かしのラーメンだ。まぁこれはこれでいいんでないの? 妙に納得させる逸品である。 しかし、ふと値段を振り返ると、\580というのはどうであろうか?たしかに今時\500台は なかなか安いと感じさせる。が、周辺の店では\600というメニューのものもそろえている。 冷静に考えると、それに比べ\20しか安くない。ちょっと高いんじゃないの?昔ながらのラー メンなら値段も昔ながらのものにしても良いのでは??? ん?餃子?忘れていた。これははっきりいって、なんだよこりゃ?おまえこれで\450かよ! といいたい。中身が細かいのか、どろどろしていて火は通っているがめでみないと餃子を食 べているのか何を食べているのかわからん状態じゃ。だめ! まぁね。普通の町のラーメン屋だね。