1月後半からラーメン甲子園第二回大会が始まっている。 今回その1軒目にいってきた。 どこの店にしようか迷ったが、尾道ラーメンというのはどんなものなのかな?というのが 気になったので、まずは尾道ラーメン柿岡やに入ることに決めた。 既に夜9時半で、閉店前30分ということもあり、店内に客はいなかった。他の店も同じ ような状況で、特にこの店がということではないようだ。 選択したのは、もっとも基本メニューという感じの尾道ラーメン(\650)とにんにく餃子 (\350)。餃子は他にしそ餃子や丸餃子なんてのもあった。 尾道ラーメンは見た目、単なる醤油ラーメンのようだ。具はチャーシューとネギ、メンマ しか入ってない。麺は細麺ストレート。しかし、スープを飲んでみると、その印象は変わ った。魚介系のダシがよく効いていて、おっ!これはちょっと違うぞ!と感じさせる。 そして、麺はと言えば、スープの味がよ〜くしみていて、ん?なんかちょっと違うぞぉ〜。 味がよく馴染んでいるという感じではなく、まるで、ダシに浸しておいたような、ちょっと 不自然な味の馴染み方というかしみこみ方というか。そして、食べ進むうちに、スープも 最初の印象はだんだん薄れてきて、惰性で食べているような、そんな感じになってくる。 舌をニュートラルに戻すため、水を少し飲んで、もう一度スープを飲んでみる。 Ummmmm確かに味は悪くない。が、やはりパンチ力が足りない感じがするなぁ。 麺もちょっと今ひとつという感じだし。もちろんそこらへんのまずいラーメン屋とは比べ物 にはならないが、これでは上位を狙うには、物足りない感じだ。 次に餃子。焼具合、皮の食感、にんにくの効き方等、そして餃子そのものの味もすべて それなりにまとまっている。が、ラーメン同様、こじんまりとまとまって、主張するものが 今ひとつ足りないという感じだ。けっしてまずくない。が、こりゃうまい!というほど感動 も与えない。 この店が第1回大会の中に入っていたならば、萬来軒の次に上、つまりビリ2に来そうだ。