写真は全部載せきれないので、詳細は個別のページを見てね。 このレストランは新横浜にある。アリーナの裏をさらにいったところだ。ここは結婚式、 披露宴も行えるようになっている。何を隠そう実はわてもここでやったのだが・・・ そして、何かあるたびに実はここに行っている。子供ができてからはその頻度も少なく なったが、年2〜3回は最低行ってるであろうか。また、いつもはクリスマスの時期には 特別メニューも用意され、毎年行っていたのだが、今年は曜日との関係上やらないらしい。 少し残念だ。 で、この日は特別何もなかったが、久しぶりに行ってみようということで、行ってきた。 今回はコースメニューは2つ。そのほかアラカルトもある。コースメニューはなぜか今回は 価格が低めの設定だ。内容を聞くと、メインディッシュが牛肉ではなかった。どうしようか 迷ったが、まぁたまには違うのも良かろうということで、わてはフルコース(¥10,000)を選択。 通常はだいたい\12,000〜\15,000だ。そのせいか、味は確かによいが、今ひとつ満足感が得ら れない結果となってしまった。やはりメインディッシュは牛フィレ肉かなかでないとなぁ・・・ とりあえず、今回のコースメニューの内容を紹介しよう。 最初にお断りしておくが、店の照明が若干暗めになっており、写真は色が鮮やかに出てない。 実物はもっときれいでおいしそうなのだが、残念だ。 まずは飲み物だが、当然フランス料理とくればワインであろうが、わては車の運転をしなけれ ばならないため、ソフトドリンクを選択。よく飲むのが山の木ぶどうジュース(\800)だ。 ソフトドリンクだが、渋めの味であまり甘くない。見た目は赤ワインにも似ている。 アルコールは飲めないが、雰囲気だけでもという人や、本当はワインを飲みたいが、なんらか の事情でその日は飲めないという人にはお勧めだ。当然ワインについては、ソムリエもいて、 相談すればいろいろと好みや料理に合わせてお勧め品が出てくる。 さて、一番最初の前菜だが、四角のガラスの皿に9種類の一口サイズの前菜が並んでいる。 左上から鴨肉のロース。中上は洋風の茶碗蒸しのようなもの。左上はチーズを生地に混ぜて 作ったシュー。左中は赤カブ。ど真ん中はマグロのすり身。右中はなんだっけ?ごめん忘れた。 左下は豚肉。中下はトマトの身を摺ったもの。右下はサンマの身から作ったもの。それぞれ一口 サイズだが、個性がある味ではあるが、クセはなく、すんなりと食べれて、いろいろなバリエー ションが楽しめる。 次に出てきたのはアオリイカだ。イカの身を叩いた後に再度タルタルソース味をつけて形にした もので、下には季節の野菜が敷いてある。黒いのはイカスミから作ったソースだ。イカ嫌いの私 ではあるが、まったく抵抗なく、しかもおいしく食べることができる。ちなみに、ここに来ると、 一応苦手な素材を聞いてくれて、それを他の素材に変えてくれたりもするが、私の場合は苦手な 素材でさえおいしく食べれるので、あえて変えてもらうことはしていない。 ちなみにうちの奥さんはメインディッシュが一つだけのコース(\6,800)を選んでいた。前菜は同 じメニューだが、あえて、このイカのメニューをフォアグラに変えてもらっている。ここのフォ アグラがまた絶品だ。いつ食べてもあの香ばしいフォアグラには感動する。今回わても一口つま ませてもらったが、口に入れると思わず笑顔になってしまうほどうまい!今までもこのような メニューアレンジはリクエストに応じてやってくれていたが、今回からはちゃんとこのメニュー に変えると追加料金がいくらかということもアラカルトメニューに提示されていた。 最後の前菜は北海道産のカキである。カキの料理は2種類ある。写真は左側は既に食べてしまった 後だ。申し訳ない。写真を撮るのを忘れて手を出してしまった。ちなみに左側はカキにサッと熱を 通したものに、海水で作ったゼリーが乗っており、さっぱり塩味で食べることができる。右側は スフレで、こちらは逆にカキをまったく感じさせない。実はカキも大嫌いなのだが、ここでは すんなりとしかもおいしく食べれてしまうのだ。ちなみに皿の両端にある二つの丸いものは小さな ホットケーキのようなもので、レモン汁を混ぜた生クリームがのったものと、キャビアがのった ものだ。 つづく さて、次はメインの魚料理だ。本カツオを使ったもので、季節の野菜もふんだんに使い、タラバ蟹 のソースがかかっている。ソースは蟹の風味がしていて、これも実は苦手だが、しつこくないため、 すんなりと食べれてしまう。 途中口直しの氷菓子が出る。 さて、メインの肉料理はホロホロ鳥のブレゼだ。これこそ、コースでもない限り私は選択しない品で あるが、肉は非常に柔らかく、肉はいまいち好きでないのだが、これもすんなり食べることができる。 ただソースがちょっと苦手なにおいかな。 メインが終わると、チーズが出てくる。これはさまざまなチーズをテーブルまで持ってきてくれて、 そこで説明を受けながら客がどれを食べたいか指定するものだ。特に選択する種類の数は限定されない。 全種類食べたいなら、少しずつ全種類皿に乗せてくれる。 わてが選択したのは、ヤギのチーズにレーズンをいっぱいつけて食べやすくしたもの。カマンベール チーズのソフトタイプ。最も古くからあるタイプのハードタイプのチーズ。ードタイプのチーズはよく ある味だ。カマンベールのソフトは食べやすい味だ。ヤギチーズにレーズンだが、ヤギのチーズは非常 にくせがあるが、レーズンがいっぱい付いているおかげで、非常に食べやすくなっている。 最後はデザートだ。フルコースのデザートは3種類もしくはワゴンデザートから選択できるが、今回は キノコの・・・を選択した。表面はカラメル上になっており、焼きプリンのようだ。なかはトロッと した半液体状で、中にキノコが小さく刻まれて入っている。かすかにキノコの香りがするが、非常に 甘く仕上がっており、一見キノコとデザートが結びつかないが、と甘いもの好きな私はとてもおいしく 食べることができた。コーヒーを飲みながらこのデザートはなかなかいける。 ちなみに奥さんのほうはシェフがいろいろなデザートを少しずつ盛り付けてもらったものだが、これも いろいろな味が楽しめる。 ちなみにたいていの場合はワゴンからいくつかのデザートを選択することが多いのだが、これも全種類 食べたければそのように言えば少しずつ皿に取り分けてくれる。 そしてデザートが終わると、最後にハーブティーが出される。 今回はコースの価格が安めの設定であり、肉、魚とも芸風がいつもと少し違う感じがした。それぞれは おいしく食べれたのだが少し満足感が足りない感じだ。というのも、今回はなぜか、わてが苦手なもの ばかりが使われていたからだ。それでもおいしく食べれるのだが、やはりメニューを見ただけで食べた いような好きな素材を混ぜるべきだったな。アラカルトにするか、メインディッシュをアラカルトメニ ューのものと交換すればよかったかなとちょっとだけ後悔。やはり\12,000〜15,000くらいがいいよ、 このお店では。 通常はだいたい2人で、飲み物や税、サービス料込みで\30,000を超えるのだが、今回は\20,000代前半 であった。 たまには贅沢でも・・・是非!