腹ごしらえの後は、1033号に乗って遠征だ!今日は丹沢湖周辺。 東名横浜青葉ICから東名をかっとぶ。大井松田ICで一般道に出て、国道246号西進する。 途中、前日に取材した、東名皆瀬川橋が見える。コンビニによって、飲み物をGet! しばしの休憩後、さらに246号を走るとやはり前日取材した東名酒匂川橋をくぐる。 その後すぐに清水橋という交差点があるので、そこを右折。いよいよ国道246号と別れ、 丹沢湖への道に入る。 入口から既にさびしい雰囲気が漂う。対向車もほとんど来ない。しばらく走ると、左手 にダムの堰堤が見えてくる。離れていても良く見えるということはかなり巨大なようだ。 そして左ダム広場という交差点を左折し、少し狭い道に入る。木の葉や枝が道路の上にも 散乱しており、交通量がかなり少なそうだ。そのまま進むとさびしいトンネルをくぐる。 この道に入ってから、他の車や人の気配が感じられない。そこへきて、このトンネルだ。 一人できたら、背中がゾクゾクしていることだろう。幸い今回は3人連れだ。寂しさもまぎれる。 トンネルを出ると道は二手に分かれるが、どちらも通行止めだ。どうやらここに車を置いて、 あとは歩くしかなさそうだ。 車を降りて、ダム広場へ向かって坂を下りる。途中何をしているのかわからないが、巨大な 丸い池のような中で水がうずを巻きながらもその池から外へ吐き出されている施設があった。 まるで大きな洗濯機のようだ。いったい何をしているのだろうか。 そのまま降りていくと、そこはダム広場だ。灯りがところどころにあるものの、広場なので 十分に灯りは行き渡っていない。どちらかという真っ暗なスペースがほとんどだ。橋は左手に 行くようだが、かながわの景勝50選の碑を探すため、彷徨ってしまった。結局それはなく、 真っ暗な広場の中をあっちだこっちだいいながら、橋を見つけ、そちらに向かって歩いていった。 橋は真っ暗な川に架かっていた。橋自体に電灯はついていない。橋の手前に100選の碑を見つけ、 近づいてみると、なんとプレートがはがされていた。橋名プレート等を撮影した後、橋を渡る。 橋の上からは大きなダムの堰堤が良く見える。こんな中で見える人は我々だけだ。ちょっと 不気味な雰囲気だ。渡った反対側もこれまたまったく人の気配を感じないさびしいところだ。 橋の全景を撮影し、また真っ暗なダム広場の中を景勝50選の碑を探しながら車まで戻る。 結局景勝50選の碑は見つからなかった。 ちなみにこの橋、業界ではけっこう有名らしい。なんでも日本最初の道路橋としてのPC斜長橋 とのこと。昭和53年には土木学会の田中賞というのを受賞している。