さて、皆瀬川橋の後は酒匂川橋だ。ここからいくらもない。吾妻山トンネルと都夫良野 トンネルを越えてすぐのはず。これらのトンネル付近は車線変更禁止となっているので、 最初から左車線で前後の車のペースに合わせて走る。今度は都夫良野トンネルを抜けて すぐだからわかりやすい。 このトンネル結構長いなぁと走っていると出口が見えてきた。さぁて、出てちょっと 行ったら停まらないと。ん?あれ?もう橋???ありゃりゃ?あっ後ろからも車がきてる。 あれ?どこから橋?あっ!酒匂川っていう看板が右側に。ありゃりゃ。もうとっくに橋だぜ。 うぉおおおおおお!しまった!!きっと橋名のプレートは橋のはじめの部分にあるに違いない。 今さら後戻りはできない。かすかな望みをかけて橋の終了部分の路肩に車を停める。 ここは路肩の幅が十分になくて、車の幅いっぱいいっぱいだな。本線上の車が切れないと ドアを開けるのさえ憚れる。車の流れが途切れたところで、車を降りて、橋をチェック! やっぱりないや。橋はカーブしているので、ここからも全景は良く見える。一応撮影。 Ummmmしかしなぁ、端名プレートがあるはずなのに、その写真がないのは納得いかんなぁ。 この道路を横切って、斜面を少し上がれば旧上り線か。でも橋名プレートはさらに向こう側 だろう。ということはさらに道路を横切らねばならない。往復で4回本線を渡らないといけない のだ。それはあまりにも危険すぎる。ここで命を落とすほどの棄権を犯してまで行くか? かといって、橋の路肩を歩いて、橋の始まりまで戻ると言うのもなぁ・・・この橋長いのよ。 7〜800mはあると思われる。しかも車はびゅんびゅん飛ばしてくる。これも危険だよなぁ。 迷った挙句、わては再度車に乗り込んだ。そう、どちらも実行せず、別の手、つまりまた戻って くるのだ!わては御殿場ICへ急いだ。とりあえず、大井松田までは下からの橋の全景写真を 撮るためにも国道246号で戻る。小山-山北間の国道246号はちょっとうねっていて楽しい。 かつては高速コーナーを楽しむために何度かレビン君とともに来たものだ。それにしても今晩は トラックが多い。2車線になったところでごぼう抜きするもまたすぐ次のだんごにぶち当たる。 そうこうしているうちに酒匂川橋についた。この橋は246号も跨いでいるのですぐわかる。 しかし車を停めるところがないなぁ、と思いつつ走っていると、左側に入る道が見えた。 そこを入ると道は246号をまたぐ形で高さを増した。この橋の上に車を停め、酒匂川橋を撮る。 Ummmmいい感じジャン。 撮影後もノンビリしていられない。再度あの上を走るのだから。 そのまま道を進むと旧246号ぶち当たる。そこを左折していくと、現在の246号に合流する。 皆瀬川橋の下に寄った後、大井松田ICについたのは午後11時ジャストだった。本当ならこのまま 東名で帰れるのになぁと思いつつ、名古屋方面に入る。しかしボケーッとしていられない。 今度はちゃんと停まらないと。しかし、回りの車の状態はさっきよりも悪い。ダンゴの中に入って しまったようだ。あまりにもひどいので右側車線に移り、なんとかこの状態を脱しようとするが、 ちょっといくと車線変更禁止区間になってしまった。このままではいけない。違反承知で左車線に 移る。しかたなくダンゴ状態で走る。とうとう都夫郎野トンネルだ。今度は絶対に停まるぞ! うまい具合にトンネルを進むに連れ、前後の車間が開いてきた。そしてトンネル出口!ここぞと ばかりにウィンカーを出して路肩に寄る。そしてほんの少しバックしてトンネル出口に車をつける。 こうしておけば突っ込んでくるバカ者もいないだろう。 ドアを開け車を降りるが、トンネル出口でみな速度が上がっているのか、ものすごい勢いで横を 通り過ぎていくトラックたちに恐怖さえ感じる。 さっそく撮影開始。橋名看板及び足元のプレート類を撮影。そして実はここには関係車両が入って これる道がついていた。もちろん一般車は入れないよう、ロープがしてある。そこに入り込むと、 橋全景がきれいに見渡せた。ここから写真を撮る。もしかして、この道一般道から上がってこれる のかな?いや道自体はつながっているはずだがゲートか何か閉まっているに違いない。しかし、 これが使えたならわざわざ東名を走りなおす必要もないのになぁ。などと思いながら車に戻る。 そして、御殿場ICへかっとぶ。さらに上り線に入りなおして、あとは家までかっとぶのみ! 横浜町田ICまで所要時間45分という掲示が出ている。わては横浜青葉ICで下りるのだが、 御殿場ICを11時20分にのって家についたのは0時5分。そう、45分だった。